2019年5月21日にホテル椿山荘東京オリオンの間にて、サヴォイア王家による新騎士叙任式と慈善晩餐会(チャリティガラパーティ)が開催されました。式および晩餐会には、サヴォイア家からエマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイア王太子殿下(ピエモンテ公・ヴェネチア公)と世界各地の騎士、そして日本の騎士を含む約450人のVIPにご参列頂きました。


●隈研吾氏、日本人初の「イタリア王家サヴォイア家勲功騎士団」大十字騎士に叙任

叙任式では、優れた社会貢献や文化活動を評価された数名が上記2つの騎士団から新たな「キャバリエーレ(騎士)」として称号と勲章を授与されました。このうち「イタリア王家サヴォイア家勲功騎士団」からは、日本人としては騎士団史上初めての「キャバリエーレ・ディ・グラン・クローチェ(大十字騎士)」の称号と勲章が建築家・隈研吾氏に贈られました。
●サヴォイア家諸騎士団日本支部の慈善活動について
参列したエマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイア王太子殿下は、スピーチで「サヴォイア家諸騎士団日本支部には、日本でトップレベルの慈善団体になるよう活動していってほしい」と発言され、今年2019年から諸騎士団日本支部の独自チャリティ活動としてスタートした無償教育プログラム「サヴォイア王家ジュニアナイト卓絶騎士 養成プログラム」とその実施状況についても言及されました。このプログラムは、青少年に「騎士道精神=ナイト(騎士)の行動規範」を学んでもらう教育プログラムで、世界中の子どもたちに無償で提供されております。

●チャリティ晩餐会の様子
叙任式に続いて開かれたチャリティ晩餐会では、イタリア王宮料理をイメージしたフルコースが饗され、参列されたVIPが華やかな雰囲気の中で会を楽しみました。
格式の高い晩餐会を彩る催しとしては、柔道北京五輪代表選手で全日本柔道連盟シニア強化コーチの金丸雄介氏、および世界柔道形選手権で7度の世界一を手にされ現在も5連覇中の横山喬之氏による「形」の演武が三味線演奏にあわせて行われたほか、虚無僧姿に扮した尺八奏者による演奏や、フルオーケストラによる宮廷音楽の演奏などが行われました。




また、チャリティ抽選会もひらかれ、当日会場で諸騎士団に寄付を寄せた方々に、晩餐会に協賛した各社からの豪華景品があたる、賑やかな会となりました。



本パーティへの参加費用の一部は、日本赤十字社に寄付いたしました。
本内容は、プレスリリースにもなっておりますので御覧ください。(https://kyodonewsprwire.jp/release/201906017066)