8月28日、小学生から高校生30人に向けて、教育プログラムを開催

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 王家騎士団が伝統的に人道支援、社会貢献に取り組んできたことは、皆様ご承知の通りです。現在のように社会がなんらかの出来事に見舞われ変革を余儀なくされている時にこそ、それに立ち向かう活動をして参りました。王家並びに騎士団本部からも「逆境に負けず、今こそ世界を良くするべく力強く動こう」というメッセージを受けております。

当日本支部では、2018年に日本発の慈善活動として子ども向けの次世代リーダー養成講座「サヴォイア王家 ジュニアナイト卓絶騎士 養成プログラム」を開発し、今日までに複数の学校での開催を重ねて参りました。今日のような更に混迷を深める世界情勢の中、本プログラムが子ども達に指し示せることが多いと考えております。

昨年から新たに始まったオンライン形式での本プログラムを、今年度は8月28日に開催いたしました。小学1年生から高校3年生までの30名の生徒が受講し、プログラム受講後には次のような感想が寄せられました。

※当プログラムの対象年齢は、小学校中学年〜高校3年生となっておりますが、今後の当プログラムの展開拡大のためテスト的に小学1年生+保護者にもご参加をいただきました。




小学3年生、女子

人を褒めることが楽しかった。友達をもっと作りたい。多くの人と仲良くなり、遊びたい。友達を増やして、喧嘩のない世界になると良いなと思う。

小学4年生、女子

いつもの学校の授業だと、お互いに話し合ったりすることは滅多にないので、このプログラムのようにお互いに話せたことは、いい経験になりました。これからはジュニアナイトとして、もっといろんな都道府県の方々とお話しして、いろんな事を、いろんな考え方を分かり合えたらいいなと思いました。

小学4年生、女子

want-toとhave-toのことが印象に残りました。want-toは、やりたいことをやる。have-toは、言われてやる。これからのやることを、want-toか have-toかを区別したいと思います。have-toのことでも、ちょっと考えて、want-toじゃないかと考えたいと思います。

小学4年生、女子

初めて教わるような言葉であっても、言葉一つ一つが丁寧に説明されて、楽しかったです。カタカナが多くても、スッと入ってきました。脳や心のことに興味を持ちました。

小学6年生、男子

人をほめてあげると自分もよくなるし、自分もうれしくなった。ゴールが未来を決める事がわかった。




中学2年生、女子

学校では学べないことについて、学ぶことができるいい機会だったと思います。私の中で一番印象に残っているのは「自分の人生を成功させるには、自分との協力がとても重要」だということです。セルフトークや、目標を高く設定することによって、未来が変わるというのが面白かったです。

中学2年生、女子

まだ一回も慈善活動というものをしたことがないので、よく知っているお父さんと同じことをしたいと思いました。もう少し自分の中で自立することができたら、自分の力で貧しい子たちに幸せを届ける手助けをしたいです。私の最終目標は、「自分のおかげで幸せになれた」と言ってくれる人を少しでも増やすことです。

中学2年生、女子

普通に生きてたら、生涯知ることのなさそうなことを知ることが出来ました。言葉が難しかったり、内容をあまり理解できなかったところもありましたが、グループワークなどを通すことで、理解に至ることが出来ました。私自身、「世界のため」「人々のため」について考えることが好きなので、今回のプログラムに参加してよかったと思っています!これで世界のために働く人の一員になれてとても嬉しいです。




高校1年生、女子

世界を平和にするためには、お互いを尊重し合うことが大事だと学んだので、周りの人々、日本の人々、世界の人々と関わって、たくさんの意見や考えを聞いて、それを尊重できるようなジュニアナイトとなり、困っている人たちを積極的に助けていきたいです。

高校2年生、男子

学校では決して学べない考え方が沢山ありました。ドリームキラーという言葉を聞いて、自分が違和感を感じていたことが正しかったんだ、と安心することが出来ました。また、一番の学びになったのは、目標を設定するということです。

高校3年生、女子

今まで自分が持っていたゴールへの目指し方と、今回教えてもらった目指し方がかなり違い、衝撃を受けました。私は高三で志望理由書などを書かねばならず、自分を見つめなおしたり、過去の経験や未来で成し遂げたいことなどを考えたりする機会が増えた今、このプログラムで新たな視点を取り入れることができ、とても嬉しいです。

高校3年生、女子

今回学んだことを活かして、平和を実現するためにはどうすればよいかなどを自分の言葉でまずは身近な人から広めていきたいです。他にも、悩んでいる人や弱っている人に手を差し伸べていきたいです。

高校3年生、女子

自分が何をやりたいかゴールを明確にして、それを達成する為に必要なエフィカシーを学ぶことが出来ました。日頃から「なぜあの友達は、どんなステージでも能力を発揮できるのだろ?」って不思議に思っていたのですが、このプログラムで「コンフォートゾーンが環境ではなくセルフイメージで発揮できる」という話を伺えて、とても納得することができました!

高校3年生、女子

(ファシリテーターに対して)途中で補足などをしていただきありがとうございました、おかげで楽しくわかりやすいプログラムでした。グループになって話す際も話題を進めてくれたり、会話を拾ってくれたりしてくれたおかげでリラックスすることができました。ありがとうございました。

高校3年生、女子

今回とても貴重な経験と学びを得られました。一つ一つのチャプターの内容がとても良くてこれからゴールに向かって頑張っていこうという自己肯定感もあげることが出来ました。




 今後も当支部では、王家騎士団に伝統的に受け継がれる騎士道の精神を現代の最先端の脳科学でわかりやすく解釈し、子どもたちが次世代のリーダーとして羽ばたいていけるように後押しするため本プログラムを、小学校・中学校・高等学校等の教育現場へ無償で提供していきます。

 騎士団日本支部は、教育及び芸術分野への社会貢献に力を入れ「一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団」として活動しています。その運営は、騎士やご賛同の皆様の寄付により成り立っております。


2022-09-20T16:42:17+09:009月 20th, 2022|お知らせ|